2023/03/10 活動報告
脱炭素社会実現への取り組み
シルクは商品の生産や廃棄時に二酸化炭素を大気中に排出しますが、蚕の餌となる桑の木の成長過程において、光合成により二酸化炭素を吸収します。
二酸化炭素の排出と吸収により相殺されると考えると、全体で見た際の二酸化炭素排出量は大きく削減されます。
ただし、生産過程だけではなく輸送による二酸化炭素の排出を考えると排出量が全く増えないというわけではありません。
輸送による二酸化炭素の排出量を考えた時、より排出量の少ない輸送手段を使うことも私たちにできるサスティナビリティへの取り組みだと考えています。
当社は従来、輸送のスピードや利便性を考え、物流を航空輸送に頼って参りましたが、一般的には航空輸送は二酸化炭素の排出量が海上輸送の4倍以上と言われており、できる限り海上輸送に切り替えてまいりました。
生地の輸入に関しては2018年~2022年の5年間で、航空輸送を全体の輸入重量の65%から18%に削減致しました。
今後は、航空輸送においても燃費の良い機体の使用や二酸化炭素を大幅に削減できるバイオ燃料の使用など脱炭素社会に向けた取り組みが進んでゆくことが期待されています。
同興商事は脱炭素社会実現に向けより良い方法を選択し、可能な取り組みを引き続き行います。
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