2020/06/15 シルク(生糸)の生地ができるまで
シルク(生糸)の生地ができるまで〜②繭から生糸へ〜
②製糸~繭から生糸へ~
5.揚返し(あげかえし)
操糸(そうし)で糸になった生糸は、130%ほど引き伸ばして乾燥します。
負担のかかった状態のままにしておくと弾力性が弱く切れやすい糸になってしまうので、
生糸本来の強度・光沢・柔軟性・風合いなどに戻す作業を行います。
その作業を「揚返し」と言います。
作業工程は、まず糸を湿らせ、セリシンの接着力を弱めほぐれやすくしてから、
大枠に巻き取ります。
その後、水分量を安定させるために、温度と湿度が調整された湿気湿で1晩寝かし、
安定した状態に整えます。
日本から独自のシルク文化を発信
シルク テキスタイル OEM
~同興商事株式会社~
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