DOKOH LABO

2020/07/20 シルクの加工

シルクの加工~染色②~

◆吊染(つりぞめ)

擦れや折れ防止を目的に染色するシルク特有の染色方法です。

 

◆ビーム染色

ビーム管と呼ばれる穴の空いた筒状のパイプに布を巻き付け染色機に入れ、ビームの中から染液を循環させて染める染色方法です。

高温高圧で染めるので生地が動かずシワやヨレが生じにくいです。

 

◆液流染色

ロープ状に繋いだ生地を、高温高圧の染液の流れに乗せて高速移動(循環)させながら染色する方法です。

染め上がりは揉み効果により、ソフトな風合いになります。

染色機に備わっているジェットノズルから噴射する染液の流れを利用して生地を移動(循環)させることから、「ジェット染色」とも言われています。

※通常のシルクの染色にはスレが発生するため不向きですが、ピーチ加工などのフィブリル加工に用います。

 

◆ウインス染色

反末同士を縫い合わせループ状にした生地を、クルクル回転させながら染液に浸け染色する方法です。

生地にかかる張力も比較的小さいので、風合いを保てます。

※通常のシルクの染色にはスレが発生するため不向きですが、ピーチ加工などのフィブリル加工に用います。

 

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