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2021/03/08 絹糸の種類

その他絹糸の種類④

●絹紡紬糸(絹紬糸、ノイルシルク)

絹紡糸を製造する際にでる副産物(ブーレット)を使用し、紡績して製造する絹糸のこと。一般に、ノイルシルクと呼ばれています。絹紡紬糸は短繊維に分類され、特有の節(ネップ)があり、コットンライクで素朴な風合いを持つ太い絹糸です。
製糸・紡績工程で出る副産物を再利用した糸なので、環境に配慮したエコロジーなシルクと言えます。

絹紡糸同様、生糸撚糸に比べ含気量が大きく、ふんわりとした肌あたりと素朴な手触りが特長です。絹本来の保温性や吸湿性などの特長は生糸撚糸と変わりません。
生糸撚糸に比べ価格が安価なため、他繊維との混紡や交撚も多く行われ、シルクの新たな可能性を広げています。

日本から独自のシルク文化を発信

レディースを中心に各種アイテム、ニット、カットソーの縫製にも対応しています

~同興商事株式会社~