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2024/07/01 シルクの利用

シルクの特性を活かした製品①

シルクの歴史は大変古く、約5000年から中国で使われはじめ、以降世界中の人々に愛されています。

しかし大変貴重で高価なことから、昔は金と同じ価値があると言われており、シルクの用途は高級な衣装や装飾品、美術品の素材でした。

近代においてはその特性を利用して軍需用品として使用されたこともありました。

現代でもシルクの人気は依然として高く、これまで知られてきたシルクの従来の特性以外に、シルクの持つタンパク質が人の持つタンパク質とほぼ同じであり肌にやさしいことや紫外線をカットするなど、見た目の美しさ以外の機能的な部分でも注目され、肌着やルームウェアなどの衣料用品や化粧品や医療用品、食品などの分野でもシルクが用いられるようになっています。

シルクの特性がどのような製品に利用され、どのような効果が期待できるのかをまとめてみました。

 

○呉服

呉服とは元々絹織物自体を指す言葉でしたが、現在では絹で織られた着物は呉服と呼ばれています。

呉服は高価で見た目が美しいだけでなく、機能的にも大変優れており絹の特性が十分に活かされた衣装です。

 

[シルクの特性による効果]

光沢感・・・表面がつるんとして美しい光沢がある。

優れた発色性・・・発色が良く染め上がりが美しい

軽量・強度が高い・・・軽くて丈夫である。

吸湿性・放湿性・保温性・・・水分を吸収したり放湿することで、肌を常に快適な状態に保ち、夏場は涼しく冬場は温かい。

抗菌性・・・夏場なども菌の繁殖を防ぎ、防臭効果も期待できる。

 

シルクの特徴~独特の光沢感はこちら↓

https://www.dokoh.co.jp/blog/1900

シルクの特徴~保温性

https://www.dokoh.co.jp/blog/1920

 

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