2020/06/29 シルク(生糸)の生地ができるまで
シルク(生糸)の生地ができるまで〜④織り・編み〜
④織り・編み
上記の工程を経た後、生地を作っていきます。
シルク生地は主に「織物」と「編物」がありますが、加工方法で風合いや光沢が
変わります。
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~同興商事株式会社~
2020/06/22 シルク(生糸)の生地ができるまで
シルク(生糸)の生地ができるまで〜③撚糸(ねんし)〜
3.撚糸(ねんし)
シルクの生糸は細いので、撚り(より)をかけます。
複数の糸を引きそろえ撚る(ねじる)ことで強度や風合いを出し、1本の糸にします。
これを撚糸と言います。
撚りをかける回数を変えたり、太さが違う糸を撚り合わせたりすることで、生地の
風合いや肌触りなど様々な表情を生み出します。
撚りの方向には右撚(S撚)と左撚(Z撚)の2種類があります。
右撚(S撚):右回り(時計の回る方向)に撚る
左撚(Z撚):左回り(時計の回る方向とは逆)に撚る
撚る方向によって、織物の表面の光沢や摩擦係数などに影響を与えます。
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2020/06/15 シルク(生糸)の生地ができるまで
シルク(生糸)の生地ができるまで〜②繭から生糸へ〜
②製糸~繭から生糸へ~
5.揚返し(あげかえし)
操糸(そうし)で糸になった生糸は、130%ほど引き伸ばして乾燥します。
負担のかかった状態のままにしておくと弾力性が弱く切れやすい糸になってしまうので、
生糸本来の強度・光沢・柔軟性・風合いなどに戻す作業を行います。
その作業を「揚返し」と言います。
作業工程は、まず糸を湿らせ、セリシンの接着力を弱めほぐれやすくしてから、
大枠に巻き取ります。
その後、水分量を安定させるために、温度と湿度が調整された湿気湿で1晩寝かし、
安定した状態に整えます。
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2020/06/08 シルク(生糸)の生地ができるまで
シルク(生糸)の生地ができるまで〜②製糸~繭から生糸へ~
②製糸~繭から生糸へ~
4.操糸(そうし)
煮繭(しゃけん)でほぐれやすくなった繭から糸口を探し、撚りながら1本の糸に
していきます。
1つの繭から取り出す糸はとても細く繊細なので、数個の繭から糸を引き出し、
それを撚りながら1本の糸にしていきます。
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2020/06/01 シルク(生糸)の生地ができるまで
シルク(生糸)の生地ができるまで〜②製糸~繭から生糸へ~
②製糸~繭から生糸へ~
3.煮繭(しゃけん)
字の通り、繭を煮て絡んだ繭の糸をほぐしやすくします。
繭の糸はフィブロインとセリシンというタンパク質で出来ていますが、
繭は表面を覆うセリシンで接着されています。
セリシンは水に溶けやすい性質があるので、熱湯で煮ることにより
繭をほぐしやすくします。
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